組織は戦略に従う

 

国の存亡を賭けた戦争計画。それが戦略 strategy です。絶対に敗けられないので、軍は戦略をベストなカタチに仕立てます。必要な機能(例 戦車)に投資し、不要な機能(例 騎兵隊)を切り捨てます。この競争観が、企業経営に採用されました(経営戦略、事業戦略)。以後、企業組織の構成は戦略に従います。そして、戦略の転換(改革)は、組織の再構築(リストラクション)を意味するようになったのです。再構築は、不採算部門の廃止・売却(:不要を捨てる)と、望ましい能力をもつ企業の買収(:必要の入手)を目指し、大胆かつ迅速に進められます。この果断は合理的ですが、社員(:軍なら兵士)の犠牲を厭わなくなると、組織の求心力は急速に落ちます。人材の流出が始まります。