マージナルマンはパイオニア

文化は、言葉や習慣から形づくられた感覚世界です。異なる感覚(文化)の中で生活すると、人は違和感を覚えます。小さい頃、友達の家に泊まりに行くと、勝手が違って戸惑うでしょう。あれが異文化体験です。異文化はマーケティングにとって大きなテーマです。どんな商品も、どこかの文化の中で使用されるのですから。ましてサービスは、違和感で拒絶されたら致命的。だから文化を理解しましょう。けれど先方の文化に100%合わせる必要はありません。文化は互いに交流し、新しい文化を生み出します。その担い手が境界人 marginal man 。交わりが少なかった文化双方を行き来する人たちです。彼らの言動は、新しい感覚に満ちているので刺激的なのです。

日銀バブルの歪み極大

株価は、好業績が期待できると上がります。好業績は給与増や配当増のシグナルなので、株全体の値上がり(≒日経平均の上昇)は好景気の判断材料です。しかし今、株価は日本銀行が買い支えています。物価2%上昇を掲げる日銀は紙幣を増刷し続け(:量的緩和)、その紙幣で株を買っているのです。この「日銀買い」は、上場投資信託(ETF)で行われます。日銀は信託銀行を通じて株式を購入。結果、株価は上昇する。これは異常。日経平均は経済の実態から遊離し、日銀が上場企業の筆頭株主だなんて!(cf.2018年6月27日,日経朝刊)今の買い支えを続けたら…。日銀バブル、出口は何処に?