20世紀マーケティングの本質

 

量産量販。これが20世紀マーケティングの本流でした。工業の発展は、工場から出荷される大量の製品を売り捌き続けることを絶対条件としたからです。その教本としてフィリップ・コトラー氏が書いた『マーケティング・マネ ジメント』は実によく売れました。その影響で、4PやSTP(調べてみてください)がマーケティングの基本と解されるようになりました。この認識は強烈で、今でもそう書いている本を見かけます。さて、量産量販マーケティングは20世紀の末、ブランディングと呼ばれる製品・サービス育成術の流行終焉をもって1つの終着点に辿り着きました。この頃から消費者は、どんなに見てくれを変えても、量産量販品を有難がらなくなったのです。