辛辣・上質なSWOT分析

「あんたはハンサムじゃない」(弱み Weakness)「でも、とても優しい」(強み Strength)「振られるかもしれないね。彼女、面食いだから」(脅威 Threat)「でも、結婚って、美醜じゃないんだよね」(機会 Opportunity)。こんな直言(かなり言い辛い)を経営トップにするときに、SWOT分析をおこないます。このSWOT分析は元々、SW分析(:強みと弱みを書き出す)とOT分析(:チャンスとピンチを書き出す)に分かれていましたが、別々におこなうよりも…という理由で融合するようになりました。SWOT分析は、内部事情に通じ、優しさをもって用いるとき、絶大な効果を発揮します。チャンスがあれば、お試しください。

組織は戦略に従う

国の存亡を賭けた戦争計画。それが戦略 strategy です。敗けられないので、軍は戦略にベストな体制を組みます。必要な機能(例 戦車)に投資し、不要な機能(例 騎兵隊)を切り捨てます。この競争観が、企業経営に採用されました(経営戦略、事業戦略)。以後、企業組織の構成は戦略に従います。戦略の転換(改革)は、組織の再構築(リストラクション)を意味するようになったのです。再構築は、不採算部門の廃止・売却(不要)や不可欠な能力を有する企業の買収(必要)などを通して、大胆かつ迅速に実施されます。この果断は合理的ですが、社員(兵士)の犠牲を厭わなくなると、組織の求心力は急速に落ちます。人材の流出が始まります。

多様性と人材登用

異なる文化、別種のキャリア。違う人生を歩んできた人たちが集い、共通の目的のために手を携える。どうせなら、互いの違い(例 事実を複眼的に認識できる!)を優位に換えたい! グローバル化した組織は、人材の多様性 diversity をどう活かすかに、あれこれ知恵を絞ります。相手の能力を正当に評価できれば、上手くいきます。日本には、学歴で人を測り、外国人=非日本人と排他し、女性登用を憐憫で眺める向きが遺っていますが、下剋上なしに多様性は活かせません(塊より始めよor織田信長)。効かない薬(例 coaching,inclusion)は捨て、「あんな奴に何が出来る?」病の克服を!Uncle Drew は良き教師です。

調査スタッフのクオリティ

同じ対象者、同じ調査方法。しかし、得られる知見に大きな差が生じることがあります。主たる原因は、調査担当者の能力。洞察力の高低が、手にする事実のクオリティを変えてしまいます。この現象は、インタビュー調査や観察調査でよく起きます。相手の話を引き出すには、寛容さと話題の引き出し(たくさん)が必要です。観察調査では、現場に馴染む力と現実の背景を察する力が必須です。ファッションの意識調査を例に考えてみましょう。この調査のスタッフは、GUも、JIMMY CHOOも知っていて、ファッションを面倒と思う感情も、お金が無くて諦める残念!も、思い切り楽しむ快感も分かる人でないと困るのです。よきスタッフに恵まれますように。