消費者調査はスタッフ次第

 

同じ対象者、同じ調査法。しかし、得られる知見に大きな差が生じることがあります。主たる原因は、調査スタッフ(企画・実施・分析)の能力。彼らの洞察力の高低が、手にする事実のクオリティを変えてしまうのです。この現象は、インタビュー調査や観察調査で、よく起きます。インタビュー調査の場合。相手の話を引き出すには、話をよく聞く寛容さと話題の引き出し(たくさん)が必要です。観察調査の場合。現場に馴染む力と現実の背景を察する力が必須です。ファッションに対する意識調査を例に考えてみましょう。こういう調査のスタッフは、GUも、JIMMY CHOOもよく知っていて、ファッションを面倒と思う感情も、お金が無くて諦める残念!も、思い切り楽しむ快感も分かる人でないと困るのです。よきスタッフに恵まれますように。やむを得ず調査を外部委託するときは、スタッフの精査が重要になります。