コスト構造の公開競争へ

 

たとえば、食器用洗剤。通常ボトルの他に、2倍、4倍、7倍も。容量が多いほど割安。だったら7倍がいい。なぜ、近所のスーパーにない?ホームセンターにはあるのに? コモディティ commodity(:ありふれた商品→日用品と類推する人も…)分野で、この種の価格延命策を採ると、ライバル企業にシェアを横取りされます。不利な取引の強要は顧客にとっくにバレていますし、怒りを買っているからです(「同じ商品なのに、業務用に比べて消費者用はどうして高いのだ!」)。時代はすでに、企業のコスト構造を顧客と共有する!を当然としています。その点、amazon.com は正直です。ヤマト運輸の値上げでコスト構造が変わると告げ、取引継続を訴えました。説明を受け離れた顧客は、コスト次第で戻る可能性も高いので、正直が得策なのです。