ステレオタイプの弊害

よく知らない事象に対する安直な偏見をステレオタイプ stereotype と言います。「アメリカの人って〇〇だよね。」「それって、ステレオタイプだと思うよ」的に使います。議論にステレオタイプを持ち出す人は、真実から遠くにいます。たとえば、先ほどの会話のアメリカ人という言い回し。アメリカに行けば、暮らしている人が一様ではないことは誰でも分かります。それを一括りに語る危うさ。その怖さは、アメリカ人をゼネレーションXやオジサンに置き換えれば、簡単に理解できるでしょう。ステレオタイプについて詳しく知りたい方は、ウォルター・リップマン Walter Lippmann 著『世論』(岩波文庫)をどうぞ。