マーケティングの歴史

はじめに言葉があった。では、ありませんが、マーケティングも、その言葉が生まれ(1900年代、アメリカ)、広まる過程(例 大学で講義)で、その歴史、正確にいうと、マーケティングという名の「議論の歴史」が始まりました。マーケティングは、そのスペルmarketingが示すように「お客様が隠れている市場(しじょう、market)に対して何かし続けるing」を意味します(拙著『マーケティングは正直バナナ』P4より)。この文脈で交わされた意見の歴史、「わたしはこう考える」を実践した歴史が、マーケティングの歴史です。もちろん、同じ議論と行動は、言葉以前にも。江戸時代、富山の薬売りはマーケティングをしていました。「反魂丹」はブランドでした。

消費と無縁な量的緩和

量的緩和は、各国の中央銀行が行う経済誘導術。国内景気を刺激するために、紙幣を多めに刷るぞぉ~的に実施します。2010年から徐々に強化された日本の量的緩和政策は、日本銀行が紙幣増刷→紙幣を金融機関へ押し付け→紙幣がタブ付く(:持つほどに損な)金融機関が貸出競争→低利の貸出に喜んだ企業と国民が借金して消費!→好景気(with物価も上昇)、なサイクルを見込んだのです。しかし、先行き不安で慎重な企業も国民も踊らず。この停滞(:実は健全な選択)を何とかしようと、日銀は無理押しを続けました。その結果、13年1月に43兆円だった日銀当座預金(≒日本の銀行の貸出余力)は18年1月に368兆円へ。国内のお金の総量(マネーストック)が急増しても、消費は堅実。それが日本の特徴です。

 
※このメモは、かつてのブログに載せた、
 「量的緩和は失敗 理由☛堅実」の
 移転・リライトver.です。