マージナルマンはパイオニア

文化は、言葉や習慣から形づくられた感覚世界です。異なる感覚(文化)の中で生活すると、人は違和感を覚えます。小さい頃、友達の家に泊まりに行くと、勝手が違って戸惑うでしょう。あれが異文化体験です。異文化はマーケティングにとって大きなテーマです。どんな商品も、どこかの文化の中で使用されるのですから。ましてサービスは、違和感で拒絶されたら致命的。だから文化を理解しましょう。けれど先方の文化に100%合わせる必要はありません。文化は互いに交流し、新しい文化を生み出します。その担い手が境界人 marginal man 。交わりが少なかった文化双方を行き来する人たちです。彼らの言動は、新しい感覚に満ちているので刺激的なのです。

コスト構造の公開競争へ

食器用洗剤。通常ボトルの他に、2倍、4倍、7倍も。容量が多いほど割安。だったら7倍がいい。なぜ、近所のスーパーにない?ホームセンターにはあるのに? コモディティ commodity(:ありふれた商品→日用品と類推する人も…)分野で、この種の価格延命策を採ると、ライバル企業にシェアを横取りされます。不利な取引の強要は顧客にバレ、怒りを買うから。今は、企業のコスト構造を顧客と共有する時代。その点、amazon.com は正直です。ヤマト運輸の値上げでコスト構造が変わると告げ、取引継続を訴えました。説明を受け離れた顧客は、コスト構造次第で戻る可能性も高いので、正直が得策なのです。
 
  
※このメモは、かつてのブログに載せた、
 「食器用洗剤は 大容量で節約可」の
 移転・リライトver.です。